承知しました。
『家政婦のミタ』は評判通りでした。
普段ほとんどと言っていいほどドラマを見ない自分も
三田灯の強烈なキャラクターに見事にやられてしまいました(笑)
それにさすが日テレでした。
人気が出るとわかったらすかさず過去放送のダイジェスト責めだもんなぁ。
自分はこのダイジェストを見すぎて過去のストーリーを覚えちゃったし、
次は見てみようかなって気になったもんね。
三田灯という強烈なキャラクターを作った時点で勝ちだったのかも。
強烈なキャラクターが放つストレートな言葉(台詞)が秀逸だった。
バラバラになった家族が簡単に集まる方法がございます。
誰かが事故に遭うか、重い病気になれば良いのです。
誰かが事故に遭うか、重い病気になれば良いのです。
49日とは、死んだ人の魂が49日間はこの世にいて、その後あの世に旅立つと言われているので、その日にお別れをし、死んだ人のことはもう忘れようと、生き残った者達の都合で決めた日のことです。
綺麗事や建前のない言葉(台詞)はわかりやすくてスッと入ってくる。
不況というのは、金儲けのためだけに生きている経営者や、自分たちの地位だけを守ろうとする官僚、それに対して何も出来ない無力な政治家たちのせいで、たくさんの人達が仕事を失い、貧乏になることです。
上の言葉を聞いて野田総理大臣や民主党の先生方は何を思うか?
視聴者の中には何でもこなせる三田灯が総理になった方がマシだ!
って思った人が絶対にいたはずだし(笑)
でも、最終回に残した言葉は更に秀逸だったね。
奇跡とは、普通に考えれば絶対起きない出来事が、そうなって欲しいと願う人間の強い意志で起きる出来事です。奇跡は起こるから奇跡と言います。自分には無理だと諦めている人には、絶対に起きません。
北極星とは、いつも同じ場所で光っているので、自分の行き先が分からなくなった時、あの星を見ていれば、道に迷わず辿り着ける、大切な道標です。
こんな言葉をさらりと言える人間になりたいなって思ったわ。
それにうらら対して言った言葉も、
そうやって怒ってください。泣きたい時には泣いてください。気を使って無理に笑うことは止めてください。顔色をうかがったり、ご機嫌を伺うようなことも止めてください。あの人たちの家族になりたいなら。本当に、あの家族を護る気なら。あなたは、旦那様の妻には、なれないかもしれない。子どもたちの母親になれないかもしれない。でも、保護者にはなれます。
このシーンは本当によかった。
自分的には笑ったシーンじゃなくてここが最終回のハイライトでした。
強烈なキャラクターに突拍子もない展開が『家政婦のミタ』を面白くした
最高のファクターだったんだろうな、と。
とにかく面白いドラマでした!
引用:家政婦のミタ・名言集《ロケ地画像と振り返る》