日々の生活の中で、どうしても塞ぎ込んでしまう日があります。
以前は、気の持ちようだと思っていました。しかし、数年前あたりから、僕の場合は2種類のパターンがあることが分かり、だいぶ楽になりました。
一つは、外部から受ける刺激により引き起こされるもの。僕にとってこれはあまり大きな問題にはなりません。性格なのか、長く負の感情をためておくことが出来ないようです。寝ると忘れるというか(笑) だから、この場合は特になにも対処はしません。
二つ目は、持病(クローン病)の悪化から引き起こされるもの。上記のパターンとこのパターンが別であると気づくまでだいぶ苦労しました。
腸の病気ゆえ、悪化している時期は交感神経と副交感神経のバランスが乱れやすく、そのために、鬱のような状態になってしまうことが度々あります。まして、倦怠感で身体もろくに動かせませんから、尚更そう感じるようになってしまうのです。
これらのパターンに気づいてからは、持病が悪化しているときは無駄に気持ちを高めようなどと思わず、いかに身体を良くするかだけに注力することで、余計なストレスが減ってくれました。持病が落ち着いてくれさえすると、勝手に気持ちも上がっていくものです。
おそらく、僕と同じ病気にかかわらず、持病を抱えた人はこのようなことが言えるんじゃないかなと思います。
身体のどこかが悪いと心も病んでしまう。逆に身体が元気だと心も元気になる、なんだか生物は単純なのか繊細なのかよくわかりませんね。