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中心静脈栄養

2014.07.09 更新クローン病 健康

クローン病の入院中の治療と状態

クローン病の治療と言っても一括りにできないので、今回の入院での僕の治療を簡単に書いていこうかと思います。たぶん、こうやってブログに残しておくと、検索で飛んできた誰かの役にたったりしますからね。


急性胃腸炎などで入院する場合は、腸管を休めるため絶食し、前腕などの血管から点滴を入れたりします。しかし、クローン病の場合は、絶食だけでなく、栄養状態の改善もしなくてはならないため、腕などの細い血管からは負担がかかる高カロリーの輸液を点滴しなくてはいけません。なので、首または鎖骨下から太い静脈にカテーテルを心臓まで入れ、負担のかからない箇所に輸液を入れる中心静脈栄養を行います。


今回も早速高カロリー輸液を入れています。

中心静脈栄養


絶食の上、この高カロリー輸液を一日24時間ずっと入れ続けます。今は入れはじめで慣らしなのでカロリーの低い輸液ですが、最終的には一日で1,800kcal入る輸液になります。


この高カロリー輸液以外では、以前のブログにも書いてある貧血を改善するために鉄剤の点滴も入れています。


また、どんな感じでカテーテルを入れているか載せようと思いましたが、なかなかグロい画像になってしまうので自粛します(笑)


僕の場合は、大腸型で狭窄があるのですが、このような栄養治療が小腸型のように効果があるのでステロイドなど薬は使いません。ステロイドを使わない理由としては、クローン病発覚時に自分から拒否したというのもあります。


入院中の治療としては以上だけです。ひたすら一日中点滴に繋がれています(笑) あとは腸管を休めた後に予定される検査を待つのみです。

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